フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

無垢材のための自然塗料

cellierセリエ(食料庫)の床はmezzanine中二階と同じくお手頃なパイン材で、野菜などをストックするので水に強いvernisニスを塗りましたが、メインの床はchêne massif無垢のオーク。 せっかくの無垢材にコーティングしたくは無いが、土足厳禁予定とはいえ、保護しないのはどうか…と悩み抜いて見つけたのがこちら。

Rubio MONOCOAT  ルビオモノコートという、ベルギー製の自然保護塗料オイルです。

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とりあえずお試しサイズでいくつかの色を取り寄せ、オークに塗ってみました。

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薄いスポンジに数滴取り、軽く擦るだけで良く伸びて塗りムラも出ず、木目がキレイに浮き出てなかなか良い感じ。水回りにも使えるそうなので、同じくオーク材のキッチン家具にも採用。

メインの原料はhuile de lin亜麻仁オイルで、昔から一般に使われているということで、最初はこのピュアオイルを塗布しようと思っていたのですが、多くの人に”おばあちゃんちクサい”、 ”こまめに塗るからめんどくさいよ~” と否定的。 こちらの人にはなかなかノスタルジックな香りのようです。 ルビオモノコートは匂いも気にならず、塗り直しも要らないとのことで、これに決定しました。 日本でも購入できるようですね。

フローリング施工は内装の最終段階なのでまだちょっと先ですが、徐々に準備します。