フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

下水道の点検口とサイフォン、 境界線の穴掘り

砂利を敷いたところに、玄関脇の下水点検口があります。  詰まったなどのトラブルの際はここを開けて清掃します。

 

 

引き続きterrassier整地の職人さんが設置してくれました。

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コンクリート製の枠を置いてから、周りをコンクリートで流し固めます。

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↓↓↓ 蓋をして完成。f:id:calisson:20200503045757j:plain

 

次はサイフォン。 この街では、公共の下水道に接続前にtabouret siphoïdeという、臭いが上がらないようにする大きなサイフォンの設置が義務付けられています。 位置の関係上どうしても駐車場への設置になったので、 車が通っても大丈夫なようにマンホールのような丈夫な蓋をつけました。

 

上の点検口と同じように、コンクリの枠のまわりをコンクリで固め、鉄の蓋をします。 

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コンクリ枠など、すべて材料はこちらであらかじめ用意してお願いしたのですが、サービスで設置してくれました。 ありがたいことです。

 

 

そして、後ろのお宅との境界線に、共同で仕切りを作るための基礎の穴掘り。 幅35センチ、深さ40センチ程度に掘ってもらい、 後ほどコンクリートを流し入れる予定です。

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ついでに後ろのお宅も、 テラスの基礎を彼に掘ってもらったのですが、 運悪く二ヶ所も大きな岩に当たってしまい、 marteau piqueur削岩機を出動しました。 さすがプロ、ちゃんと持って来ていました。

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 この一体は石や岩がものすごく多く、 そのため大変水はけがよいのですが、 ネチネチと靴にへばりつく赤土です。 せっかく綺麗にした駐車場に泥が流失しないように、境界にふんだんに転がっている石をせっせと並べました。

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