フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

コンクリート床の表面をどうするか

電気の配線はほぼ準備が出来たので、後は内壁の中に線と断熱材を入れて石膏ボードを閉じてもらう職人、プラキストを待ちます。

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スイッチの下準備をすると、少し室内らしくなりました。

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照明スイッチの高さはプラキストさんと相談し、私の低い身長も考慮の上115㎝に決定。

 

ここまで進めて2週間のヴァカンスも残りわずか。現場仕事は少しお休みして、この後の床の始末の方法を模索中です。最初のプランは、

 

  1. ragréage 仕上げ用のセメントを5mm程度の薄さで流し、その上に配線→cale床束→lambourdes根太→isolation断熱材→parauet bois massif無垢の床板の工程。しかし、それには土台のコンクリートがあまりにもデコボコ過ぎで無理。平らになるまで流すとコストがかかりすぎる。
  2. chape 上記のセメント材に砂などを混ぜた、少し安価な材料。床に配線を置き、その上から流して固め、更にその上に薄くragéageも施す。これだと半額強。しかし、長いコテでならす作業があり、自分たちで出来るかは微妙。

義弟宅では施工会社で2番のchapeをしたのですが、分厚すぎて入り口のドアが開かなくなり、ドアを外して数センチ持ち上げるハメになったので依頼したくないし、どうしたことか、と悩んでいたのですが、その義弟に相談したところ、3番目の案を出してくれました。

 chape liquide anhydrite 2番と同じ工程ですがagréageは無くても良く、専門業者に頼んでも1番より安く上がるかもとの事。、日本語で調べると硬石膏が混ざったものの様です。固まるまでは時間が掛かり、1週間以上立入禁止です。

床処理をしないとplombier配管工の仕事が出来ないので、早く決めなくては水回りが進められません。まだまだやることは盛りだくさんですが、今週末は束の間の休息を取ります…。

暖かくなって来たので義母宅ではプール掃除を開始。義母とその孫たちで奮闘しています。

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我が家のお隣も、そのまたお隣にもあってうらやましい。我が家も10年、いや15年後くらいには…。