フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

VMC換気システムのチューブ

いちど止まってしまうと、なかなか調子が戻らずブログの更新を怠ってしまいました。 元々このブログは、次々と出てくる初めて聞くフランス語の言葉や道具の名前、それらを日本語で探しても専門的過ぎて意味の分からない建築用語の理解のために、自分のための建設記録として始めました。現時点でもいまいち意味を把握せずに作業していることもあり、読んでいる方には尚更意味不明な点もあるだろうと思います。

ですがこんなブログでも読んでくださっている方がいて、少しでも興味を持ってくれたり、参考にしてくれたりしてくれると思うと、嬉しくなります。最新の目標であった7月中の入居には間に合いませんが、腹を決めて気長に構えてがんばります。

 

このところ、自分たちが忙しかったこともありますが、6月中旬に再来するはずだったplaquiste内壁職人さんの前の現場の予定が遅れて未だに来ないので内壁が仕上がらず、それと同時に施行するplombier配管工さんもストップ、chap liquide(床の表面に流す仕上げ用のユルユルのコンクリート)もそれ待ちで、何も進みません。

なので、私たちは出来る作業を細々とこなしています…。

mezzanine中二階の梁に通す換気システムのチューブの穴を開けます。

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visseuse électrique電気ドライバーの先っちょを交換して大きな穴を開けました。

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チューブの中を洗って乾かしておいたものを…

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総重量200kgまでという梁の強度を保つため、壁際何センチは開けたらダメ、直径は何センチまで、穴と穴の間は何センチ以上~などと細かい規則があり、十分に計算して梁を買った会社にプランを送り、さらに細かい訂正が入ってOKが出たのちにチューブを通しました。

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温かい空気用のチューブには後で断熱材を施します。

 

6月半ばに咲き始めたラベンダーはあっという間に満開です。といっても、花のある頃の香りはわずかで、切った後に長いこと強い香りが残るのでそれも楽しみです。

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