フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

並行作業

プラキストさんと打ち合わせをしながら作業していただいている横で、私たちも同時並行で一生懸命働いております。

1ヶ月以上プラキストさんが来るのを待ちわびながら準備していたのに、私たち素人が気付きもしなかったプロの提案や、なぜか終わっていなかったVMC(換気システム)の下準備をトップスピードで調整しながら進めています。

例えば浴室の照明。そんなに広くないし、側面の壁に一つあれば良いと思っていましたが、彼に言わせるとそれじゃあ使いにくくて絶対後悔するとの意見。なるほど~と思い、急遽一本の線をboite de dérivation(接続箱??)を使って4つに分け、天井の埋め込みLEDライトにチェンジ。

f:id:calisson:20180714195310j:plain日本名が分かりませんが、こんなプラスチックの小さい箱。夫は使用を見越していて、線と共にいくつか準備してありました。

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大急ぎで仕上げ、すぐにそのあと石膏ボードが張られました。

こういうことが多々あるので常に一緒にいられるよう、彼に合わせて毎朝8時からの作業はなかなか体に堪えます…。

 

外壁に開けた穴に、外気を取り入れるための管を取り付け、室内ごとに振り分けるチューブとの接続部分に作成した木箱にフィルターを設置します。

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木箱を設置するために中二階の床に開けた穴。フィルター掃除や交換をし易くします。真下では夫が管をセッティング中。大工さんに適当に開けられてしまっていたため、隙間なく施工するために悪戦苦闘。

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途中経過の外側からはこんな感じです。

 

昨日は近くの消防署でfête des pompiers消防隊祭りがあり、そこのディナーを予約して参加してきました。食事が20時からということで、大急ぎでシャワーを浴びて行きましたが、プロヴァンサルチームのダンスと音楽で始まりました。

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消防署のまん前に設置されたバースタンド。 消防隊員たちがサービスしてくれます。

義弟の親友は元パティシエ、料理人の消防士。彼らが作ったDaube牛のワイン煮込みとティラミスはとても美味しかったです。その後、草を刈り込んだ乾いた原っぱで、なかなか盛大な花火も。100メートルも離れていないのに消防車を出動させ、隊員姿で警戒しながらの花火は安心して見ることが出来ました。 途中、刈り込んだ草に火が燃え移りましたが、見事な早業で消し止められる様は見応え十分。

ステージでDJが繰り出す音楽が始まり、なだれ込むように老若男女が熱狂の中、疲れ切った私たちは12時をまわった早々に引き上げてきました。先週は2時ごろまで遊んでしまい、回復に3日もかかってしまったもので…。

本日はfête nationale革命記念日の祝日です。ゆっくり体を休めたいと思います。