フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

窓枠DIY

キッチンを除く全ての窓には雨戸voletを付けます。電気のシャッターを進められましたが、前のアパートのでけっこう停電があったり、壊れて開かなかったり閉まらなかったりのトラブルがあったので、ベーシックな木製にしようと思います。

外断熱のデメリットは、一番外側が固いコンクリートでは無いので、外側に何か取り付けることが難しいこと。一番シンプルだという、断熱を施した後にぐるりと内側に木枠を入れて、そこに取り付ける方法を選びました。↓このイメージは拝借したもので、底辺部分は木ではなく、水が流れやすいメタル素材を置きます。

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一つの窓に付き3枚、合計33枚の板ですが、資材屋さんから見積りをとったら3千ユーロ越えだったので、大きいままの板だけ購入し、最初のDIYの開始です。

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夫と二人、前にも書きましたアパートのガレージの中、マキタの電動丸鋸で切り出し、lasureラジュールというたぶん日本で言うオイルステインを重ね塗りしていきます。

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 これは外用の塗料で、選んだのはchêne doréゴールデンオークという蜂蜜色のもの。4度塗りすれば8年持つというものですが、一度塗ると12時間乾かさないといけないので、裏と表を返しながらその都度ヤスリをかけつつ1ヶ月ほどで仕上げました。ガレージの中は先に届いてしまった窓、タダでもらったキッチン収納、トイレ、ペレットストーブ、引越のダンボールetc. 荷物でギュウギュウの中、それでも石造りの古いガレージは真夏の外気35度越えの中、扇風機一つで快適に働けました。