フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

窓枠まわり

断熱材は施工済みなので、家の中での作業は快適ですが、屋外は30度を越えているので湿気は無いといえども厳しい暑さです。義弟宅のcrepis外壁の漆喰仕上げが終わりそうなので、我が家への施工の前に、外側の窓枠まわりの仕事を終えなければなりません。

我が家は外側に断熱フォームを施してあるため表面は固くないので、volet雨戸を固定するために三方に木枠をはめます。そして下の部分は、雨水が流れるように傾斜をつけてアルミの板を載せます。コンクリートや石を載せている家が多いのですが、今の高断熱の基準では、外断熱の建築法では断熱性の高いものを使わなければならず、そのための材質のものは驚くほど高いので、我が家はギリギリまで断熱フォームを入れ、金属板を置く方法を選びました。

 

補強のメッシュシートを貼って、コーティング材を塗ります。

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十分乾いたら、mousse polyuréthaneスプレー式の発泡ポリウレタンをブシューッと充填し、重しを載せて、前に滑り出さないように抑えてこのまま固まるのを待ちます。

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表面には保護シートが貼ってあるので美しくありませんが、ピッタリと水平のとれた、満足の行く仕上がりです。

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…と、今日までに大急ぎで半分の窓を仕上げたのですが、なんと、義弟宅の外壁漆喰の施工途中に、作業員たちが10日間のヴァカンスへ突入!!! 我が家はfête national革命記念日後になりそうです。まあ、ここまで来たら腹も立ちません…。

 

 

昨夜の刈り取りは一部だけで、まだまだ美しく咲くラベンダー。走る車からの撮影ばかりで、アングルが悪い写真ばかりですみません。

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