フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

窓の取り付け

マルセイユに住んでいる夫の親友の一人がちょうど今年独立し、窓や玄関の取り付け会社を始めましたので、それ関係はすべて彼にお願いしました。独立する際に夫の紹介で施行会とも共同で仕事をしているので、コミュニケーションもスムーズです。外断熱の知識も豊富で、全面的にアドバイスをくれて非常に頼もしい存在。

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助手さんと二人で来て、あっという間に取り付け終了。

しかしこの窓、当初の予定に合わせてオーダーしたので納品が7月だったのですが、まだ屋根も無かったここに運び入れることが出来ず、幸いなことに当時のアパートのガレージが広かったのでそこへ運んでありまして、引越し時に再度こちらへ運び直すのに施行会社のトラックをお借りしたりして大変手間がかかりました。

実は取り付けの前の週にこのお友達と夫で下見に来たとき、全ての窓の下部分のコンクリートが正しく出来ていないことが分かり、急遽私と夫が計り直して鉛筆で線を入れ、大工さんに前日までに型を作ってコンクリを入れてもらいました。ギリギリ~。

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外に向かって雨が流れるよう、斜めになっています。

 

今では日本でも断熱ガラスは標準なのでしょうが、こちらもダブルは当たり前、義弟の家はトリプルを採用しました。彼の家は大きい窓が多いのとデザインでアルミサッシの引き違いが多数ですが、我が家はお得で断熱性の高いPVC(断熱樹脂)で開き窓を採用し、キッチンだけはどうしても開けたとき邪魔なので引き違いにしました。今は性能が良いのでアルミサッシの引き違いでも問題ないよと言われましたが、前のアパートが二層ガラスだったにも関わらず引き違いの隙間が寒かったので、迷いましたがサロンはFIXも取り入れて開き窓にしました。

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分厚くてとても重いです。

玄関のドアは、我が家は靴を脱ぐから外開きがいいな~と思ったのですが、玄関でも窓でもフランスで外開きはありえないということで却下。もちろん引き違いの玄関もありえない。ウインドキャッチャー的な細長い窓も欲しかったんですけど、これもなし。でもトイレだけはちょっと狭いので外開きで。