フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

浴室完成です

労力を注ぎ込んだ渾身の浴室ですが、あまりに時間が掛かったうえに何度も中断したためにブログに載せる機会を失っていたようなので、書いておきます。

浴槽のカランは、防水板でボックス状に作った棚から蛇口とハンドルが別々に出る様にしました。

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浴槽の中でシャワーを浴びるフランス式ではなく、全体に防水を施した浴室側と脱衣所をドアで分ける日本式に設計しました。 配管工さんに、座った位置にカランの取り付けをしてくれるよう壁に印をつけて説明したのですが、いつの間にか高い位置に配管されていました…。直してもらうのも面倒だし、思えばシャワーは立ったまま浴びるので、このままシャワーを取り付けました。

↓↓↓右側の二つの穴がそうです。

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↓↓↓完成後

目地材の拭き取りが甘かったので、全体的に白くくすんでいますが、その後良く拭き取りました。 タイルの角部分にはアルミを施工しました。 斜めがいいんじゃない?? と思いつきで作ったのですが、そのせいでだいぶ時間が掛かってしまいました。 使いやすくて気に入っています。f:id:calisson:20200209050749j:plain

 

シャワーの排水口。 水はけのために土台に1~2%の傾斜をつけたのですが、その傾斜をキープしたままタイルを貼るのは難しかったです。

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↓↓↓ 完成後

receveur en diamant(中央から排水出来るように傾斜を付けること)に挑戦しましたが、左からの傾斜が若干甘くなりましたが全体的に水切れはなかなか良いです。 古木調のタイルは浴室用ではなかったのですが、スリップしなくて大成功です。

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座る位置の予定だったために付けた蛇口の位置は高すぎて、オーバーヘッドシャワー同様あまり出番はなさそうです…。

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脱衣所との間の仕切りのガラス戸は porte coulissante引き戸タイプです。昨年の年越しに来てくれた友人たちにパーティー前に手伝ってもらって完成させました。

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浴室、脱衣所共に天井以外すべてタイル張りです。 何度も後悔して挫折しそうになりましたが、終わってみれば全部が気に入って満足しています。つや消しのカラン、もやもやっとしたブルーの壁タイル、古木風のタイルは水垢も目立たず掃除も楽でオススメです。