フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

浴槽の土台と浴室のタイル

placo石膏ボードの壁のペンキは、下地材→5%の水で薄めた1度目のペンキ→原液のままのペンキ、と3度の工程があるので、細々とした仕事の合間に塗っています。

そんなペンキ作業や、照明の取り付けなどと平行しながら、お風呂場に取り掛かります。

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我が家のbaignoire浴槽は排水口に向かって狭くなる斜めのタイプなので、その設置部分だけ元々のむき出しの下地コンクリートが見え、そこに上から浴槽のお湯と水、シャワー用のお湯と水、トイレの水洗の水、最後にトイレの手洗い場のお湯と水、の計7本の水道管がはしっています。

オレンジでマーキングしたところに浴槽の6本の足を固定するのですが、微妙に足が銅製の水道管に接触することと、下地の凹凸、強度が気になるので、面倒ですがchape下地を作って乗せることにしました。

 

出来上がり。

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運悪く、活用させていただいていたbétonnièreコンクリートミキサーを前日に施工会社に引き上げられてしまい、およそ60リットルのコンクリをバケツで練りました。ほんの少し足りなくなってしまい、必要のなさそうな奥の部分を削って、なんとか仕上げました。

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手前は脱衣場。トイレの腰壁と同じタイルで、床から続けて1メートルくらいの高さまで張り、そこから天井まではブルー系の真四角のタイルを張ります。少し高くなっているところにガラスの引き戸、その向こうが排水用に傾斜を付けた洗い場、そして浴槽となります。 浴槽は、もう少しギリギリまで高さを下げたいのですが、排水口との関係で、思ったよりおおまたぎで入るようになりそうです…。天井は浴室用の防水タイプのLEDライトを4つ付けてみました。

上の写真のバケツは、浴室の防水処理キットです。こちらにはユニットバスが無いので、いろいろ塗ったり張ったりする材料が入っています。

浴室のガラスの引き戸はインターネットで購入したのですが、まさかの注文ミスをしてしまい、幅140㎝のはずが20㎝も狭いものが届いてしまいました。返品しようにもけっこう送料がかかってしまうので、中古で売ってみて、売れたら新しいのを買おうかと思います。売れなかったら、この20㎝分は壁を新たに作ろうか、考え中です。