フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

鉄筋コンクリート外断熱工法

家を建てようと思い始めた頃は、木造のキットでプロの手を借りながら自分たちで建てようと考えていました。

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↑こんな感じ。既に断熱されたパーツを組み合わせるというもの。シャンベリーまで家見学にも行ったのですが…このサイトに4分弱のムービーがあるので、興味のある方は見てください。 http://blokiwood.fr/

しかし前出のとおり銀行で許可が下りなかったため、厚さ20cmの鉄筋コンクリート体躯に16cmの断熱フォームpolystyrène graphité carbonitéを貼り付け、メッシュシートで被ってコーティングenduitを施して、最後に漆喰crépi仕上げというやり方に変更。 

施工会社は学校など公的な建築物が主な仕事で、個人の家は我が家で3軒目。 2軒目というのはそこで働く義弟の家で、我が家とほぼ同時進行なのです。普通はやらないけど、一緒に作るならということで引き受けていただきました。 でも外張り断熱は初めてということで、一応義弟の家で試しつつ施行して、我が家もその後に…というもの。みんなにとってかなりのチャレンジです。 ちなみに義弟は30代半ばの独身ですが、我が家より広い2階建てのお家です…。

私は今回初めて外断熱工法を知ったのですが、日本でも調べてみるとやっているのですね。木造住宅に施すことは賛否両論あるようですが、蓄熱性の高い鉄筋コンクリートにはとても有効だとのこと。

今現在進行形で、すったもんだの挙句、断熱材の施工が間もなく終了です。写真は後日アップします。