外出制限と棚作り
みなさまもご存知のとおり、フランスではコロナ対策で3月17日よりconfinementコンフィヌモン外出制限が出され、不要不急の移動以外は自宅待機となりました。
居間の棚を造作~。 サイズにカットしたらお馴染みのルビオモノコートのチャコール色を塗りこみます。
乾いたら、 お手製の木枠のガイドを使ってdéfonceuseルーターで凹みを入れます。
へこませた壁に作り付けの棚をぴったりと入れたいのですが、なぜか微妙に奥が狭くなっているので微調整に苦労させられ、 引きこもり生活一週間経ってもまだ終わりが見えません…。
アジアではとっくに深刻になっていたコロナ感染ですが、 こちらでは今月に入ってもまだ余裕があり、 3月16日月曜日からとりあえず2週間の学校閉鎖の発表が週末にあっても、まだまだ深刻さはありませんでした。
私もその頃は” まさかねー” と思っていましたので、 仕事の予定もすべて延期になったので、海辺の友人宅に出かけてボートで海釣りや海岸線のハイキングなど、人ごみを避けたアウトドアでの楽しい臨時ヴァカンスを過ごしておりました。 この数日後には釣りも、ビーチへ出るのですら禁止となりました。
ド派手な魚ですが、おいしく食べられるそう。 急遽帰宅したので食べられずじまい。
友人のpaddleパドル。 次回はレッスンしてもらう約束です。
もう2~3日滞在しようと、たまたま月曜日の早朝のオーガニックショップに買い物に友人たちと出かけたところ、予想外の混雑。 フランスで初めて見る数人のマスク姿の客に驚き、続けて行った大型スーパーも駐車場がいっぱいでした。 みなさん考えることは同じで、休校中は子供と南仏の海辺で過ごそうという人々が続々とパリ等からやってきた様子。 そしてその日の夜の発表で、” 翌日正午以降の外出制限、 移動証明書の携帯無き者は罰金” が知らされたのでした…。
私たちは翌朝、タイムリミットギリギリで帰途についたのですが、通る道筋のスーパーはどこも長蛇の列だったので驚きました。 家に戻った翌々日にネットでオーダーして専用口で受け取りに行ったときは(もともとポピュラーな買い物方法)、 たいして混んではいなかったようです。 我が家はたいていオーガニック店で週1、スーパーは10日に一度程度の頻度の買い物で、 食べ物、日用品には困らないのですが、DIYショップが閉まっているのは痛いです。
違反者は相当多いらしく、日に日に罰金、制限が増えております。 南仏でもニースなどの大都市は夜間外出禁止令も発令されて、都市数も増やされているようです。 医療設備、衛生観念、スキンシップ文化の違う日本は感染者、死者が抑えられるのではないかと何となく信じていますが、 日本でこんな制限が発動されないように収束を願うばかりです。