フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

フランスで見る冬季オリンピック

昨日から中二階に床材を張る作業を始めたのですが、カメラのバッテリー切れで写真が無いので後日アップします。

梯子を使って高いところへ重いものを運んだり、巨大な電気ノコギリでブィーンと無垢板を切ったりと、そこそこ危険な作業は無事に終えたのですが、家に帰ってすぐに家具の角に頭を打ってこぶを作り、籘椅子の座面を逆撫でして、指にトゲを刺してしまいました。危険は日常にあり…。

さて、オリンピックの話題。 テレビを置かない我が家ですが、夫実家に居候中は、家族に合わせて見る機会が多いです。家族揃ってスポーツ観戦に興味はありませんが、冬季オリンピックだけは義父が好きなのでたまに一緒に見て、なかなか面白い競技もあるなーと思いました。

例えば、バイアスロン。スキーで走ってライフルで的を撃つという、狩猟民族ならではの競技です(とっても有名だったらごめんなさい…)。

 

f:id:calisson:20180214190038j:plain

いろんな種目がある様なのですが、なかでもLa poursuite個人追い抜きというのは、1回に付き10km以上のコースを走り、伏せたり立ったりして5回ずつ的を撃ち、外すと1周150mのペナルティループを更に回らなければならないというもの。詳しくは バイアスロン - Wikipedia

スキーで滑るというより、ガシガシと坂を登るさまを見ているだけで自分の太股が筋肉痛になってくるようだし、的を外して死に物狂いでペナルティループを回っている姿は、選手の涙が見えるようで半分心が痛み、半分は不謹慎にも可愛くて笑ってしまいます。出ている選手は、他の国は分かりませんがほとんどが軍人で、フランスは100%、日本も自衛隊関係の方のようです。銃を扱うので当然といえば当然ですね。

フランスでは狩猟が盛んで、特に冬はピックアップトラックに猟犬の檻を載せ、オレンジのベストと迷彩服に身を包んだ人をそこら中で見かけます。ジョギングや散歩中に山で出くわすとけっこう怖いですが、そのおかげでおいしいジビエがいただけるのです。