フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

お宝アンティークミシン


引っ越してきて早一ヶ月が経ちました。 先日IKEAで購入した既製カーテンをサイズに合わせて作り替えなくてはならなかったのですが、長かったり幅が狭かったりしたままぶら下げていたので今日は重い腰を上げて作業しました。

 

 

使ったのはこのプジョー製のmachine à coudre ancienneアンティークミシン!

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ライオンマークのカバーも素敵です

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左に見える引きずったカーテンもすっきり直しました。 白い箱は私の電動ミシンです。これも10年ほど前にブロカントで購入した古いものですが良く働いてくれます。

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2年以上前に友人が引っ越す際に場所がないからとタダで譲ってくれたコレクションものの逸品です。 製造番号は入っているのですがネットで検索してもプジョー製のミシンの説明書は見つからなかったので、勘で動かしました。中学生のときに学校の家庭科室にたくさんあった足踏みミシン。 うまく踏めずに " こんなもの、今後一生使うことなんか無いはず!! ” とブーブー文句言いながら使っていたことがこんなところで役に立つとは…。 乗らないと思っていたマニュアル車にもフランスで運転するようになり、マニュアル免許を持ってて良かったと思うこともしきりで、人生って本当にどうなるか分からないものですね。

 

ずっと近所の友人宅のガレージに保管させてもらっていたのですが、少し油を差しただけで滑らかに綺麗に縫い上げてくれます。

 

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ロケットみたいな形の下糸ボビンケース。 糸が入ったままだったので忘れないように忠実に入れ替えました。 何に使うか分からないありとあらゆるパーツも装備されていて、これから試行錯誤するのも楽しみです。

折り重ねて厚くなった生地でも全く針飛びせずに、縫い目が美しく仕上がります。 返し縫いができない、目の大きさが調整できないなど不便はありますが、とりあえず直線縫いだけで出来るカーテン5枚と、新しくした大きな羽根枕カバー2枚をダダダッと練習を兼ねながら縫い上げました。 

私にこれを譲ってくれた友人Gに大感謝です。 ありがとう、大切に使うよ!!