フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

無垢材床のヤスリがけとオイル塗布

床板張りの途中で日本へ帰ってしまい、2ヶ月近くも放置してしまった我が家でしたが、やっとすべて張り終えました! 

 

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そう遠くない所に機械、工具のレンタルのお店を見つけ、金曜日の午後から月曜の朝までのお得な週末料金でmonobrosse(床磨き機?)をレンタルし、下処理した床を荷物を移動させながら一気に仕上げます。

 

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最初はかなりコントロールが難しく、使いこなせるか心配しましたが、レンタルショップで教えてもらったコツを掴み、15分ほどの練習のあと実践。 タイル張りを除いた床板部分約86㎡に挑みました。

 

準備していた紙ヤスリのディスクがくっつかず、手持ちの標準サイズの小さなディスクを張り付けました…。

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機械の届かない隅っこは、自前のディスクサンダーと手で仕上げます。

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やすり掛けが終わったら掃除機をかけて木屑を取り除き、拭き上げてから、ルビオモノコート(自然原料のコーティングオイル)を塗りこみます。

 

専用パッドで楽々。

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このオイルの良いところは、安全で無垢の良さを生かしたまま肌触り良く仕上がることもですが、モノコートとうたっているとおりに一度塗りで済むのが最大の長所。 オイルの色はpure ピュアという、ハチミツっぽい色をしたものを選びました。濃すぎず、薄すぎず気に入っています。

 

やすりディスクとオイルパッドの交換は簡単に出来ます。

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塗り終えたら、少し置いてから拭き取りパッドに交換して余分なオイルを拭き取ります。

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日曜日の夕方、一番広い居間を残したところで大雨による停電が発生。 30分くらい復旧を待っていたのですが断念し、お隣さんに復旧したら連絡をお願いして義母宅へ帰宅。結局電気が戻ったのは22時頃だったので、翌朝5時起きで戻って来て死に物狂いで仕上げ、レンタル店に着いたのは朝10時を過ぎてしまいましたが、問題なく返却出来ました。

夫がまったく動けなかったため、隙間穴埋め処理から荷物の移動、何から何まで1人で動いたため、返却した後は燃え尽きてくたくたになりましたが、目に見えて出来上がっていく自分の家に達成感を強く感じられてうれしい限りです。