フランスで家を建てる

2017年春に土地契約。仏人夫と南仏で小さな平屋をハーフセルフビルド。2019年年末に入居しましたが、家造りは果てしなく続きます…。

一気に夏日になり、断熱の重要さを実感

つい一週間前には目の前の山には雪が降り積もり、、義母宅の薪ストーブにも火が入っていたのに、一昨日あたりから一気に暑くなり、本日は25度を越えてきました。アーモンドや桃、さくらんぼは花が終わり、変わって藤やリラ、菜の花が咲き始め、先ほど仕事帰りの夜8時すぎ、夕日を浴びた菜の花畑を車で通り過ぎたので、この季節恒例の”朧月夜”を口ずさみながら帰って来ました(♪なのは~な畑~に~)。

連作を避けるためなのか、ラベンダー、ひまわり、麦、とうもろこしの畑が何年かごとに入れ替わります。今年はどうやら近所のラベンダー畑が増えたようで、夏が楽しみです。f:id:calisson:20180419053259j:plain

我が家はもちろん火の気もなく、とても寒い中で作業していましたが、今はひんやりして快適です。まだ一部だけ天井の断熱材が入っていないのですが、手をかざすと仕上がった場所とそうでない場所の温度がまったく違って、大変だったけどしっかり断熱して良かった~と実感。

 

来ていただいているプラキストさん、我が家は昨日でとりあえず一段落し、しばらくは他の現場へ行っています。個人で仕事をしているとのことで、どうやって仕事を請け負っているのかなと思い、伺ったら、今まで広告・宣伝はしたことがなくすべて口コミだとのこと。今回も、我が家に来る前にカフェで朝食中に隣の席の人と話が弾み、我が家の近所での仕事が決まったそうで、その日のお昼休みに早速打ち合わせに行っていました。コミュニケーション力、半端無いです。ちょい悪オヤジ風の、おしゃれでクールな感じの方だと思っていましたが、仲良くなってみると話し好きの気さくなキャラで、仕事は早くて丁寧なのですが、すごく話しかけてくるのでこちらの仕事が進まないというジレンマ。

f:id:calisson:20180419060526j:plainleve plaque(ボード持ち上げ器?)という道具で、重くてしなる扱いにくい石膏ボードもあっという間に持ち上げ…

f:id:calisson:20180419060623j:plain角度を調整しながらぴったり合わせ、lisse縁のレールとfourureレールに渡した抑え枠にビスで留めていきます。f:id:calisson:20180419060724j:plain仕切り壁は、まず仕上げ用のコンクリートのための保護フィルムを置いてrailレールをビスで床に固定し、そこにmontant支柱を建てて壁の基礎を造ります。部屋が仕切られてくると完成のイメージも思い浮かべられるようになってきます。コンセントの位置、ドアの位置等、失敗しないよう確認して進めます。