下水道の点検口とサイフォン、 境界線の穴掘り
砂利を敷いたところに、玄関脇の下水点検口があります。 詰まったなどのトラブルの際はここを開けて清掃します。
引き続きterrassier整地の職人さんが設置してくれました。
コンクリート製の枠を置いてから、周りをコンクリートで流し固めます。
↓↓↓ 蓋をして完成。
次はサイフォン。 この街では、公共の下水道に接続前にtabouret siphoïdeという、臭いが上がらないようにする大きなサイフォンの設置が義務付けられています。 位置の関係上どうしても駐車場への設置になったので、 車が通っても大丈夫なようにマンホールのような丈夫な蓋をつけました。
上の点検口と同じように、コンクリの枠のまわりをコンクリで固め、鉄の蓋をします。
コンクリ枠など、すべて材料はこちらであらかじめ用意してお願いしたのですが、サービスで設置してくれました。 ありがたいことです。
そして、後ろのお宅との境界線に、共同で仕切りを作るための基礎の穴掘り。 幅35センチ、深さ40センチ程度に掘ってもらい、 後ほどコンクリートを流し入れる予定です。
ついでに後ろのお宅も、 テラスの基礎を彼に掘ってもらったのですが、 運悪く二ヶ所も大きな岩に当たってしまい、 marteau piqueur削岩機を出動しました。 さすがプロ、ちゃんと持って来ていました。
この一体は石や岩がものすごく多く、 そのため大変水はけがよいのですが、 ネチネチと靴にへばりつく赤土です。 せっかく綺麗にした駐車場に泥が流失しないように、境界にふんだんに転がっている石をせっせと並べました。
いきなり駐車場
去年の夏の外壁工事後、すぐ日本へ行っていたために整地はこの春の予定となっていて、 お正月明けに打ち合わせをして3月末に施工することになっていました。 しかしこのコロナ騒ぎのため、いろいろな予定が流れて先の見通しが立たなかったのですが、 terrassier整地をする職人さんにダメモトでお伺いを立てると、なんとすぐに来てくれることになりました。 まだまだconfinement外出制限中ですが、社会は少しずつ動き出している様です。
置いて行かれていた廃棄コンクリートのゴミも、施工業者のトラックが同時に運び出してくれてスッキリ。
家の基礎をする際に掘った土で家の周りを埋め戻して平らにする作業は、家の施工業者を通してとっくの昔に支払済でしたが、別工事として道路から駐車スペースの縦20メートル横幅5メートルに12立方メートル、約23トンのgravierグラヴィエ(砂利)も同時にお願いしました。
まずは砂利を引く部分をガリガリ削って、雑草を剥がして平らに慣らします。 軽~く道路へ向かって下がるように傾斜を作りました。
そこへgeotextileジオテキスタイル(雑草防止の繊維シート)を敷き詰めます。
砂利やさんへ直接4往復して運んで来ました。 業者が近くにあって本当に良かった!
reuleaux compressor 圧縮機でがっちり固めます。
奥から道路へ向けた写真。
ビフォー
↓ ↓ ↓
アフター
これまで施工業者や配管、壁等々の職人さんが出入りしてくれましたが、 整地してくれる彼は、当初から時間を守ってきっちりと仕事をする一番信頼のおける職人さんです。 奥さんが看護師さんで、今いつも以上に大変な時期という最中に我が家に作業に来てくれ、更に感謝です。
外出制限5週間経過: 棚受け作り
24時間換気yシステムがまだ動かせないため、 こまめに窓を開けて換気をしなければならないので、家の中でもマスクを付けてフードをかぶっての作業です。 今は作り方のサイトがたくさんあるので、私も自作してみました。
棚板を受ける部分を作成。 ヴィスが表に飛び出さないようにへこみを作ってから穴を開けます。
義父から借りている穴あけ機。 簡単にまっすぐ開けられるので重宝しています。
レーザー水平器を使ってまっすぐ取り付けます。 めんどくさいデザインなので、 とりあえず全部仮置きしてサイズを決めてからルビオモノコートを塗ります。
小雨模様で花粉は飛んでいないだろうと、10日ぶり位に近所へ散歩に行きました。
調べていないけど、多分これが私のアレルギーの原因であろうと思われるリラの花。 いたる所で美しく咲き乱れ、芳香を放っているのですが、呼吸が苦しくなります。 大好きな花だったのに残念です…。
息を止めて近寄ります。
ご近所さんの垣根。 たぶん小バラの一種でしょうか、毎年ふっさふさに長い間咲いています。
野性のアイリス。砂利道も突き破ってたくましく咲きます。
外出制限すでに3週間が経過: 廊下の棚
毎日少しづつ棚を作っています。
暖かくなって晴れの日も続き、 外での作業もはかどり…と言いたいところですが、私の花粉症が悪化してしまい外に出ることも窓を開けることも控えています。 今年はかなり症状がひどいので医者に会いたいところですが、世の中はそれどころではありませんので、去年の残りのホメオパシーで何とかしのぎたいと思います。
廊下の棚。 右に写っている小さい方は完成しています。 まだ入れたい物の整理がつかず、適当に突っ込んであります。 大きい方は真ん中で仕切るので、床と天井に木材を固定して、そこに板をはめ込みます。
ルーターで加工した木材。夫の渾身の作です。
仕切りの板。 3つの穴にすっぽりはまる予定。
どこにも出かけられない毎日、楽しみといえばやっぱり食べること。
考えることは皆同じで、いつも買っている地元産のオーガニックの小麦粉やベーキングシートなど、お菓子作りに欠かせない物が軒並み売り切れです。 あ、でも最近やっとDIY店が一部開いたり、ネットで事前オーダーするドライブ方式で営業が再開されて、少しだけ日常が取り戻せそうです。
まったく気付かなかったのですが、すぐ近くにあったラベンダー畑。 花の咲くシーズンが待ち遠しいです。 この後花粉症が発症したので、コロナを疑われない完全防護スタイルを編み出すか、しばらく散歩もおあずけか…。
外出制限2週間が経過: 居間の棚
3月17日より始まったconfinementコンフィヌモン、外出制限は当初の予定の2週間から延長され、今のところ15日までの4週間となっています。
スーパーは週に一度、ネットでオーダーした物を受け取り口で渡してもらうドライブ方式で買い物、と思ったのですが、注文が殺到しているようで、近所のは約5日待ち。 なので、受け取ったら直ちに次の注文を入れておくことにしました。 オーダー時はあった商品が当日品切れになることが多発してがっかりするのですが、感染を最小限にできる便利なシステムなので当面利用していきます。
当面いちばん困っているのは、poêle à granulésストーブに使うペレットの底が尽きそうなこと。 当初はこのまま春になるんじゃないかと思うくらい暖かく、ストーブのいらない陽気だったのですが急に雪が降るほど寒くなり、 夜の数時間は焚かなければ18度を切ってしまいます。 いつも買っていたDIY店は閉まっているし、 スーパーは品切れ中。 今週いっぱいは持ちそうですが、また寒くなれば風邪を引きそうです…。
居間の造作棚、完成しました。
下段はインターネットのボックスと固定電話用に付けたコンセントですが、 これから充電器やらランプやらと必要になりそうだったので上段に2口増設しました。
今は廊下部分の棚の製作に取りかかりました。 家を片付けたくても今は収納が無いので、できるだけ早くすべてのダンボールを始末していきたいです。 時間がありすぎるとかえって仕事は進まないものですね。
外出制限と棚作り
みなさまもご存知のとおり、フランスではコロナ対策で3月17日よりconfinementコンフィヌモン外出制限が出され、不要不急の移動以外は自宅待機となりました。
居間の棚を造作~。 サイズにカットしたらお馴染みのルビオモノコートのチャコール色を塗りこみます。
乾いたら、 お手製の木枠のガイドを使ってdéfonceuseルーターで凹みを入れます。
へこませた壁に作り付けの棚をぴったりと入れたいのですが、なぜか微妙に奥が狭くなっているので微調整に苦労させられ、 引きこもり生活一週間経ってもまだ終わりが見えません…。
アジアではとっくに深刻になっていたコロナ感染ですが、 こちらでは今月に入ってもまだ余裕があり、 3月16日月曜日からとりあえず2週間の学校閉鎖の発表が週末にあっても、まだまだ深刻さはありませんでした。
私もその頃は” まさかねー” と思っていましたので、 仕事の予定もすべて延期になったので、海辺の友人宅に出かけてボートで海釣りや海岸線のハイキングなど、人ごみを避けたアウトドアでの楽しい臨時ヴァカンスを過ごしておりました。 この数日後には釣りも、ビーチへ出るのですら禁止となりました。
ド派手な魚ですが、おいしく食べられるそう。 急遽帰宅したので食べられずじまい。
友人のpaddleパドル。 次回はレッスンしてもらう約束です。
もう2~3日滞在しようと、たまたま月曜日の早朝のオーガニックショップに買い物に友人たちと出かけたところ、予想外の混雑。 フランスで初めて見る数人のマスク姿の客に驚き、続けて行った大型スーパーも駐車場がいっぱいでした。 みなさん考えることは同じで、休校中は子供と南仏の海辺で過ごそうという人々が続々とパリ等からやってきた様子。 そしてその日の夜の発表で、” 翌日正午以降の外出制限、 移動証明書の携帯無き者は罰金” が知らされたのでした…。
私たちは翌朝、タイムリミットギリギリで帰途についたのですが、通る道筋のスーパーはどこも長蛇の列だったので驚きました。 家に戻った翌々日にネットでオーダーして専用口で受け取りに行ったときは(もともとポピュラーな買い物方法)、 たいして混んではいなかったようです。 我が家はたいていオーガニック店で週1、スーパーは10日に一度程度の頻度の買い物で、 食べ物、日用品には困らないのですが、DIYショップが閉まっているのは痛いです。
違反者は相当多いらしく、日に日に罰金、制限が増えております。 南仏でもニースなどの大都市は夜間外出禁止令も発令されて、都市数も増やされているようです。 医療設備、衛生観念、スキンシップ文化の違う日本は感染者、死者が抑えられるのではないかと何となく信じていますが、 日本でこんな制限が発動されないように収束を願うばかりです。
おじいちゃんの作業台をリフォーム
私がフランスに住み始めたころ、ちょうど夫の祖父が別荘を引き払ったためトラックを乗り付けて家財道具一式をもらって来たのがかれこれ10年ほど前。 もう使えなくなったものもありますが、cuisiniereガステーブル兼オーブンやキッチンツール、新品同様だったベッドなど、新居でも大活躍しています。
その時一緒に持ち帰り、ずっと夫の弟に保管兼使用してもらっていた祖父手作りの作業台。
弟も私たちより一足先に新居を立てて引っ越していたのですが、借りていたガレージを明け渡すことになったので急遽引き取って来ました。 我が家の倉庫はいっぱいなので家の中に入れなくてはならなかったのですが、かなり汚れていたので表面をサンダー掛けして大急ぎできれいにしました。
ちょうど春休みに入るところで、しばらく来客が多いので居間の隅に置いてとりあえず鉢植え置きにしたらあらびっくり。 素敵なサイドテーブルになりました。
引き出しは後で取り付けます。
夫の家族と昼食会、日本料理体験、ご近所さんとのカフェタイムなど我が家でのイベントが続きます。 この週末は夫が友人と恒例のゲーム大会で、お子様連れもいて大変ににぎやか。5~6人までの泊まり客にも慌てず対応できるように装備も充実してきました。